石碑-松野松右衛門
平成17年1月1日発行の社報【高千穂の杜便り】より一部抜粋です。
石碑その(1)松野松右衛門君之碑
高千穂神社への上り坂に、大きな黒い石碑があります。駐車場から階段を下りて近づいて見ると、大島桜の木の後に「松野松右衛門君之碑」の文字が見えます。
碑の裏面の文字は少し読み辛くなっていますが、最後の行に「大正十五年仲秋 鹿児島縣立大島中学校長 龍野定一撰」とあるのがわかります。
碑文は、奈良の平尾家から出て、大阪の松野家を継いだ、松右衛門翁の功績が、名文で綴られております。
西南戦争後に鹿児島を訪れ、偶然奄美のことを耳にして島に渡り、遂に名瀬に移り住むようになったこと。
商業をしながら人々を導き、敬神崇祖の美風を振興して、高千穂神社の社殿改築、おみこしの奉献に独力で東奔西走したこと。
足りない費用は自費を捧げて、遂に明治二十六年に社殿が完成し、浜下りの行列の鎧なども献上したこと。
晩年は神社の隣に住んで、造園植樹など境内整備に力を尽しながら、業半ばに惜しくも明治二十八年、五十五歳で急逝されたこと。
そして大正時代になって、再び社殿改築と神域の拡張が計画されると、遺族である平尾家と松野家が進んで協力し、遺産の土地を神社に寄進されたことなどです。
その志に感激した名瀬町民が(代表は町長)石碑を建て、後世に伝えたいということで、龍野先生が碑文を頼まれたことが記されております。
奄美さんコメントありがとうございます。
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やはりグログ上に料金提示するのも変ですので。
0997-52-1345
投稿: 禰宜 | 2008年10月30日 (木) 13:02
こんばんは!駐車場を借りたいですけど…駐車場の料金いくらですか?
投稿: 奄美 | 2008年10月29日 (水) 18:36