紀元祭と祈年祭
先週2月11日は建国記念の日でしたが、神社では紀元祭を奉仕いたしました。奄美では戦後暫く米軍統治下にあり、『祖国復帰運動』なるものが盛んに行われてきました。その様な経緯もあってか紀元祭では、例祭のように島唄や詩吟・日舞などの奉納もしております。今年は若手唄者の姉妹『永井姉妹』お二人に島唄を奉納して頂きました。お二人の内姉の陽子ちゃんは翌日のラジオ番組内で参列したときの感想を仰っていましたが、とても印象深く感じたようでした。
私は、兼務先の古仁屋高千穂神社の祭典奉仕の為瀬戸内町まで出張でした。一時間かけて古仁屋まで出掛けましたが、氏子や崇敬者の皆さんが30名近く参列され、祭典終了後は何と町長自ら先頭に立ち古仁屋市街地をパレードし、最後は町の公民館で「建国記念の日奉祝祝賀会」を開催し参加者全員で『紀元節の唄』を奉唱し祝賀ムードのうちに散会となりました。
そして本日2月17日は祈年祭の日です。春に一年の農作物の豊作を祈念する大事なお祭りです。残念ながら、総代さんはじめ氏子崇敬者の方々のご参列はありませんでしたが、我々神職のみで粛々と祭典奉仕を致しました。
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