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2008年3月

2008年3月31日 (月)

年度末につき

本日年度末ということで、あちらこちらの事業所は大変忙しいことでしょう。

高千穂神社では、市道改築工事が無事完工し開通式の運びとなり開通安全祈願祭をご奉仕することになりました。

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実はこの事業の開始年度は、なんと昭和63年度!これを1期2期と2回に分けて事業を進めて行き、実に20年という長きに亘って工事が行われていたそうです。

工事着工からというものこの道路の先にお住まいの住民の皆さんは首を長くして待っていたことでしょう。また、近くの団地に住む皆さんは何時になったらこの工事は終わるのかとこちらも首を長くして待っていたことでしょう。そういった苦痛からやっと抜け出すことができて良かったですね。

またこの道路が市民全体に良い影響を与え、市民生活に欠かせない道路になることを期待します。

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2008年3月26日 (水)

春欄慢

3月に入ってからというものお天気sunが安定してきて気温もグングン上がり神社にお参りされる方の服装などもだいぶカラフルになってまいりました。

鎮守の杜も衣替えの季節を迎えたようで、最近では楠の葉が生え換わり時期を迎え連日大量の落ち葉maple回収に追われております。この時期は強い風が吹くと、まるで粉雪が舞うように上空から落ち葉がパラパラと舞い落ちて来て、瞬く間に辺り一面落ち葉だらけにしてしまいます。wobbly

何度掃いても数時間後には元の状態に戻るので、無駄かなとも思うのですが、せっかく参拝に来る方に気持ちよくお参りしてもらうために今日もせっせと箒片手に頑張っております。

落ち葉の季節が終わるのは4月上旬。もう暫くの辛抱です。それまでまだまだ頑張って箒を持ち続けましょうか!

2008年3月23日 (日)

感謝

神社境内の駐車場周りに、名瀬21会という団体が植樹してくださった緋寒桜が20本近くあります。

毎年1月下旬に会員の皆さんが集まり、家族の方も一緒にお花見を楽しんでいらっしゃいます。

そして花も散り葉桜となったこの時期に桜へのご褒美に肥料を撒き境内の清掃奉仕までして下さいます。

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おかげで旧社殿跡もすっきりしました。

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21会の皆さんありがとうございました。

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2008年3月20日 (木)

今年も満開

高千穂神社境内には、オオシマザクラの木があります。この桜は南西諸島に咲く桜(緋寒桜)とは違い、真っ白い可憐な花を咲かせます。

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今年は1月が大変暖かい日が続いたので開花が遅れ心配しておりましたが、見事満開となりました。

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2008年3月 3日 (月)

石碑-松野松右衛門

平成17年1月1日発行の社報【高千穂の杜便り】より一部抜粋です。

 

石碑その(1)松野松右衛門君之碑

Photo高千穂神社への上り坂に、大きな黒い石碑があります。駐車場から階段を下りて近づいて見ると、大島桜の木の後に「松野松右衛門君之碑」の文字が見えます。

碑の裏面の文字は少し読み辛くなっていますが、最後の行に「大正十五年仲秋 鹿児島縣立大島中学校長 龍野定一撰」とあるのがわかります。

碑文は、奈良の平尾家から出て、大阪の松野家を継いだ、松右衛門翁の功績が、名文で綴られております。

西南戦争後に鹿児島を訪れ、偶然奄美のことを耳にして島に渡り、遂に名瀬に移り住むようになったこと。

商業をしながら人々を導き、敬神崇祖の美風を振興して、高千穂神社の社殿改築、おみこしの奉献に独力で東奔西走したこと。

足りない費用は自費を捧げて、遂に明治二十六年に社殿が完成し、浜下りの行列の鎧なども献上したこと。

晩年は神社の隣に住んで、造園植樹など境内整備に力を尽しながら、業半ばに惜しくも明治二十八年、五十五歳で急逝されたこと。

そして大正時代になって、再び社殿改築と神域の拡張が計画されると、遺族である平尾家と松野家が進んで協力し、遺産の土地を神社に寄進されたことなどです。

その志に感激した名瀬町民が(代表は町長)石碑を建て、後世に伝えたいということで、龍野先生が碑文を頼まれたことが記されております。

2008年3月 2日 (日)

植物紹介

Dsc04479_2 境内には色んな植物があります。写真にあるのはハゼの木ですが、こちらの方言では『ハジギ』と表現します。亜熱帯の奄美では紅葉の季節がありませんが、このハジギが真っ赤に染まるのを島民は楽しんでいます?写真は神殿裏に生えていたハジギですが何と枝が真っ赤に染まっています。

2008年3月 1日 (土)

高千穂神社のご案内

昨日から発足した高千穂神社の公式ブログですが、まずは神社のご案内からさせていただきたいと思います。

鎮座地

  • 鹿児島県奄美市名瀬井根町十九番一号

御祭神

  • 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)【天照大神の御孫、高千穂峰に御降臨】
  • 応神天皇(おうじんてんのう)【八幡大神、神功皇后の御子】
  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)【宗像大社、厳島神社の御祭神】

祭日

  • 六月灯(旧暦六月十九日)七月最終の土・日曜日
  • 例大祭(旧暦九月十九日)十一月三日 文化の日

御由緒

 高千穂神社は、明治二年六月に金久矢之脇(現在の名瀬矢之脇町)に創建されました。

 明治二十年頃に、奈良県出身の松野松右衛門翁のご奉仕により井根(町)に遷座され、奄美大島北部の高千穂神社五社及び八幡神社を合祀しました。

 その後、昭和五年に大島紬の功労者として名高い丸田兼義翁などのご尽力で、瓦葺の社殿が改めて現在の地に建立され、昭和十年には県社に昇格しました。

 平成十一年に全国からのご奉賛により現在の銅板葺の社殿に改築され、翌年には社務所も新しく出来上がりました。

 秋の例大祭は「浜下り」として島内最大のお祭りでしたが、現在は真夏の祭典「六月灯」が風物詩として広く親しまれております。

 なお、平成十九年十月に名瀬塩浜町の山上の厳島神社を合祀いたしました。

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